Champagne Delamotte Blanc de Blancs Millésimé 2012
セパージュ : シャルドネ: 100 %歴史
ワインのストーリー
各区画で収穫されたブドウは、それぞれ独自のスタイルを持っています。メニル・シュール・オジェ(20 %)は酸味、ピュア、白亜質石灰のミネラル感。アヴィーズ(20 %)はバランス、骨格。オジェ(20 %)は、温和さ、豊潤、コク。 クラマンはスモーキーなミネラル感。 シュイイは骨格と持続力。 オワリーは酸味とまろやかさ。それぞれが各自の楽譜を携えて共演することで、ブラン・ド・ブラン 2012年は優れた作品に仕上がりました。澱熟成には6年もの年月が費やされましたが、そんな長い時間もその成果を思うと納得がいきます。
グラスに注いだ瞬間から、もう待ちきれません。繊細ながらも活力に溢れた泡が、白金のドレスの上に優美な冠を描こうとでもいうように湧き上がります。香りは極上のフレッシュ感の中で、レモン、英国のキャンディー、ライチといったアロマが共存し、それらはほんのりと白い花の香りのベールに包まれています。
鋭く鮮烈でありながらもクリーミーな口当たりの後には、オレンジの皮の苦味のビートがきいた、ミネラル感のある余韻が続きます。